緑の花雪
沖縄の南に台風2号がやってきているという前週土曜日の5月27日、散歩には絶好の爽やかな天候にめぐまれ、躰も足も自然に裏の林道に向いていました。歩くまま、そこにチラチラと白いものが舞い落ちているではありませんか、雪!? そんなワケありませんよね、でも落ちているそこの道端は一面にこの白さです。
緑があたり一面になってきますと空とつながって、緑は花雪を降らせる、、今、そんな何とも平和な季節に恵まれているように思いました。
ウツギの白い花なんですね。
学名:Deutzia crenata 和名:ウツギ(空木)
その他の名前:ウノハナ、ウノハナウツギ
科名 / 属名:アジサイ科 / ウツギ属
(「みんなの趣味の園芸」 https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-209)
そして咲き誇るウツギの花の上方には桑の木がありました。今は‶お蚕さん〟をやらないからでしょうが、桑の葉も生い茂っています。
桑の葉の下、日差しを避けるように桑の実が、まだ赤い実もありますが黒くなって熟れていました。甘味も増して美味しかったです、少し酸っぱみもあって。
手に取って頂きました。お蚕さんをやられたころは、農村の子供たちのオヤツだったんですね。
経験のある方々にしか分からない、さぞや農村ならではの、なんとも健康的なオヤツだったろうと思います。
又すぐ近くには花筏ハナイカダというそうです、私は知らなかったのですが、実(み)のような姿が花開くのですね。
なかなか見かけない貴重な木。春に、葉の真ん中あたりに花をつけ、夏に同じ場所に黒っぽい実をつける。最初、図鑑で見かけたときは、「えっ、なにこれ?」という感じでした。葉の中央につく花を、「筏に人が乗った姿」に見立てたネーミング。(「季節の花300」https://www.hana300.com/)
探そうとしてよく見れば、いたるところ自然の宝庫なのだとわかり、林道の散歩道に有難いなあと思います。
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プロフィール

- 花澤 久元
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- 誕生日:1946年11月6日
- 血液型:O型(Rh+)
- 趣味:スイマグ造り卒業、もっか青汁作り
- 自己紹介:
母親に首根っこつかまれて飲んでいたスイマグとの付き合いも早70年。
起きがけのスイマグ飲用を忘れず、青汁作りに精を出し、夕食を待ちこがれる”マイナス腸活”を楽しんでいる。