オリーブの木です。実は20年近く経っていると思うのですが、今の所が清水の北部に位置して山間となり、気温も日照時間も適していないのでしょう、このオリーブの木を大きくしてくれません。何回も虫が入って、切っては待ち又切っては「大きくならないなあ」と、木は同じ木ですがどうも希望無しです。
三保製薬がもっと海に近いところにあった時代もオリーブの木は有りまして適していたのでしょう、大きくなりました。オリーブの実も沢山なって、抽出したオイルでスイマグオリーブが出来たのを覚えています。市販のオリーブオイルに比べ精製でない又の良さがあって、スイマグが良く混じり込んだのです。スイマグの〝手づくり塗りクリーム版〟です。
オリーブの木のすぐ横には、今、カボスの木があります。
木はまだ小さいのですが昨年から実をならせてくれます。
果樹にしてもやはり気温が低いのですが、オリーブに比べますと数段よろしいというところです。
ただし、水分は少なくて青汁2杯分にこのカボス一つの半分を使います。そう、青汁用に使っています、香りがいいですね。ちょっとレモンを入れますと、香りプラス味で、青汁プラス‶味〟になります。最後が塩加減です、ここがむしろポイントかと思います。
12月に入って、やっと収穫しました。少しでも果汁、香りが増すようにと収穫を伸ばしていましたが、霜が降りるようになって採ることにしました。
清水北部とは言え、果樹が育つのですから有難い限りです。大変贅沢をさせてもらっていると思います。いろいろ手間はかかるとは思いますが、続けているとその作業時間は短く感じます。
オリーブにしろ果樹にしろ、栽培する人が人ならいくらでも工夫が出来ると思います。手作りにはこの‶工夫感〟が楽しみにはなると思います。
もう何回もお見せしている写真ですが、晩秋から初冬にかけての風景です。左が社屋で右側に中河内川が流れ、その間に枝と幹の桜の木が朝の日射しを浴びて気持ち良さそうでした。向こうの山は杉、ヒノキの山です。
このヒノキは、建物のすぐ横にあります。間には通路一本、ヒノキもこんなに紅葉して、実はそのあとは通路も一面落葉におおわれます。ヒノキだけでなく、多少借景の趣きでして、木々と季節の変化を楽しんでおります。
正面の社屋と桜の木も、既に何回かご紹介してしまいましたが、秋空とともに看板も良く見える時節になりました。夕方から少しの時間ですが、アップライトがついて看板の青を引き立ててくれます。
とはいえ秋の空か午後には、変化の雲が近づいていました。夜、この雲が雨になったのでしょうか、そんな気象は秋の空だけの所為か、はたまたやはり温暖化かと。それにしても雨の音しか分からないという山間の晩秋の景色です。
夕方退社時です、山間の山の向こうは静岡市街(清水区、駿河区方面)です。まだ明るさも感じますが、街の街灯の明るさもあると思います。暗さの山とのコントラストがかえってお月さんを引き立てているようにみえます。 静寂も手伝って、三日月お月さんはさらに姿を艶やかにしています。山間の暗さも舞台になりますね、、。夕闇迫る空に、今日一日を振り返っていたように思います。
「弊社、隣り合う山同士の間に在ります」と申し上げているとおり、南アルプスの前衛の前衛が後ろに控えているところにあって、それぞれ川が隣り合う山同士の間を流れています。上のグーグルマップでも分かりますように、真ん中ほど、中河内川が弊社隣を流れ、本流の興津川に流れ下っています。2枚目のグーグルマップで、水色に描かれて川の大小が多少お分かりになるかと思います。
この興津川が駿河湾(右下水色)に流れ込んでいます。緑色に囲まれている範囲が興津川水系と云われます。
真ん中に、中河内(川)の名前がありますが、少し下流を右上方から流れている桑又(かまた)川は中河内川の支流になります。この桑又川もほとんど隣を流れています。さて下(3枚目)の写真は実は動画になっていまして、今弊社踊り場美術館(室)で観れるようになっています。
桑又川上流の沢の様子を動画にしてあります。 山間で沢ができ、いくつもの沢が桑又川になり、桑又川は中河内川に流れ込み、中河内川は興津川に合流して興津川とともに沢の水も駿河湾に注がれています。
この沢の、すぐ隣で86歳を生きた栄さんが静かに息を引き取りました。立ち話をしたばかりでした。長年三保通信の読者でいて下さいました。お互い川の隣同士、沢が引き連れてくれた仲間だったと思えています。
動画に映る沢は、ふだんより散歩させてもらっている林道下にあって沿うように流れています。この桂の木は、林道散歩道でも‶お気に〟の大樹です。すっくと伸びる桂の木も、紅葉をそろそろ終え枯れ葉が散り始めました。朝の雨も上って、晩秋の青空に命の輪廻を感じさせてくれます。栄さんも青空に包まれていることと思いました。
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プロフィール
- 花澤 久元
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- 誕生日:1946年11月6日
- 血液型:O型(Rh+)
- 趣味:スイマグ造り卒業、もっか青汁作り
- 自己紹介:
母親に首根っこつかまれて飲んでいたスイマグとの付き合いも早70年。
起きがけのスイマグ飲用を忘れず、青汁作りに精を出し、夕食を待ちこがれる”マイナス腸活”を楽しんでいる。