筋肉を発達させ
耐久力をつけるには
「空」がいい!!
これは世の常とは逆に聞こえますが、、。
西勝造先生の講義録(階段踊り場美術館・前回展示は昨年12月でした)です。毒素について先ずは尿・屎の排泄ですよと、そして毛細管運動による断食から「空」をつくり、左右揺振による精神のバランス(交感神経、副交感神経の拮抗)を説く、、という話。左部分は発汗のあとは塩分補給を忘れずにという話で、体は‶水の袋〟ですから、体液バランスの良さを喚起している訳です。
足脚の筋肉を鍛えるのに、この毛管運動こそが真に合理的な素晴らしい運動法である(下記著書)。
何故なら、、
ということを『西先生は第二の釈尊』(発行者須藤逸馬、塩沢仁三)という冊子で甲田光雄先生が書かれています。
毛管運動の場合は手足を心臓より上へあげて振りますから毛細血管は収縮し、そこを血液が通りません。ですから血液は毛細管の手前で、細小動脈から小静脈の方へ直接抜けてしまいます。だから手足の筋肉は大変困るわけです。筋肉の方も考えた? エネルギーの補給もなしに動かねばならぬとすれば、これからはうんと筋肉内にエネルギー源を貯えておかねばならぬ。そして筋肉内にグリコーゲンやATP(筋肉を動かすためのエネルギー)などを貯える一番良い方法は何かというと、それが実は毛管運動であります(同書)。
筋肉にエネルギーを貯える、その為には普段に毛管運動をして「空」をつくることで筋肉はエネルギーを貯える力をつける、貯える力をつけるには血液循環を良くすることだ―ということです。
「空」をつくる→
「好循環」の引く力が養われる→
「貯える力」がつく
ライアーとシュタイナーとの接点
写真はEさん作製のライアーです。右側が本人手習い作の第一作、左側は自宅で本人9割分作製。3作目(10割自作)を待ったのですが、出来上がりが本人気に入らずで写真入りまでには間に合いませんでした。
音色はハープとかギターに似ていて指で弦を振動させます。Eさん、急にライアーを作り始めて、そんな素人が楽器を作れるのかと思いました。
《グーグル検索より》コロナ禍の煽(あお)りを受け、いま巷ではコンパクトな楽器が流行しているという。親指ピアノと呼ばれるアフリカのカリンバ、再ヒットの兆しがあるマンドリン、そしてじわじわ来ているのがライアーだという。この楽器、いわゆるハープ=竪琴の原型とされるリラに形状が似ているが、それとは全くの別物なのだという。
ライアーの講師をされている光枝康子さんにお話を伺った《同》。
唐突にも、「いわゆるリラですよね?」と伺ってみたら、「違う楽器なのですよ。ライアーは、竪琴には変わりはないですが、1926年にできた新しい楽器なのです。哲学者のルドルフ・シュタイナーの思想に基づいて、元は音楽療法のために、彼の没後翌年にお弟子さんが作ったのが、いまの新しいライアーなのです」とのお答えが。
「指のはらで撫でるように弾くのです。曲を弾かなくても、撫でているだけで弾き手が気持ちよくなる、優しい音が出ますね」と語る光枝さんは、お子様が幼稚園に通っていた時代、園がシュタイナー式教育を標榜しており、ライアーを習っていた先輩ママのレッスンを見に行って、そのまま入門を決め今に至るという。音楽にさほど造詣が深くない人でも魅了され、長きにわたって弾き続けられるこの楽器の魅力を、光枝さんは「実は、その音を聴く人以上に、演奏している本人が一番癒されるところ」と言い切る。
写真は、人智学で有名なルドルフ・シュタイナーです。
《グーグル検索より》人智学(じんちがく)とは、ギリシア語で人間を意味する アントローポスと、叡智あるいは知恵を意味する ソピアーの合成語、ドイツ語: Anthroposophie の日本訳語である「人間の叡智」を意味する。
そのシュタイナーと宮沢賢治との接点
宮沢賢治とルドルフ・シュタイナーはつながっていた!
《同》20世紀の初頭、地球上の違う場所で、それぞれ(二人は)がまったく同じ考えを抱いていました。それは、一人ひとりの人間が自分の中にある「本当の自分」を見つけ出し、自らの“天の才”を最大限に生かして生きていける時代が到来したということです。
西勝造先生の新血液循環論とシュタイナーの接点
1921年スイスのドルナハで、ゲーテの孫弟子のルドルフ・スタイナーは哲学者であり、思想家であり、科学者でもあるが、心臓は血液循環の原動力ではなく、血液そのものに流れる力があると講義していますが、毛細管現象を知らないので、人を納得させることはできませんでした。ポーランドの教授やスイスの外科医が、心臓がポンプではないという実験をし、論文を出しています。
何が血液循環の原動力であるか、それは毛細管現象で、血液の原動力であるということは西先生の発見であり、西医学の根本になっています(樫尾太郎記念講演「西勝造先生と健康法-不老長寿と起死回生の為にー」発行者西内雅より)。
※上の〝血液循環イラスト〟は甲田光雄著『西先生は第二の釈尊』発行所関西西会後援会より。
小さい頃は母が作った、小豆(あずき)枕を使っていました。枕になるように布の袋を作って小豆を入れて膨らませてあります。大きさは年齢に合わせて変えてくれたと思います。重さがあって首(頚椎)にピッタリの形になって、熱も持たずこれが良かったと思います。写真に映るキルティングシーツの下に平床があります。冬はシーツはキルティング生地のものを使っています。
木枕(既製品、中は空洞)を使い始めたのは正確には覚えていないのですが、学生時代は木枕を使っていました。折りたたみ式の携帯木枕を持って外泊時でも使っていました。
写真の木枕は、正に丸太を半分に割ったモノで、もう40年は使っています。年輪が視えて、節も見えて、ちょっと不格好な感じもしますが家では、この丸太枕以外使っていません。黒光りならぬ私の肌油?が年輪のように乗って、ひと様にお見せするのははばかられるのですが、、。今は外泊時は、在る枕を使って、多少柔らかくてもそれに寝ます。でもフワフワのはやはり使いません。
平床と木枕は就寝時の変わることのないお供です。やはり気持ち良いからやめられないですね。こねて、たたいて造るお餅もソバもうどんも、平な板にまず伸ばしてから形にしますね。赤ちゃんのからだは実は搗(つ)きたてお餅なんですね。私達のからだも実は水の袋、平らなところで、立ってできる歪(ひずみ)を修正するんですね。
『断食博士の「西式健康法」入門』(2007年)より
監修:甲田光雄
編著者:少食健康生活サポートセンターさくら
発行所:三五館
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プロフィール
- 花澤 久元
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- 誕生日:1946年11月6日
- 血液型:O型(Rh+)
- 趣味:スイマグ造り卒業、もっか青汁作り
- 自己紹介:
母親に首根っこつかまれて飲んでいたスイマグとの付き合いも早70年。
起きがけのスイマグ飲用を忘れず、青汁作りに精を出し、夕食を待ちこがれる”マイナス腸活”を楽しんでいる。