曾祖父(ひいおじいさん、柴田篁圃先生)、祖父柴田昌年先生、母柴田長女さん、そして4代目柴田娘さん……と勝手に〔4代目〕としてしまいましたが、それも〔西式4代目〕ということでして、しかしこれが大したことだと思うのです。
実は西式は4代であって、その前から数えると4倍くらいの年数がつづく古い歴史のお家です。
西式4代は、とくに柴田昌年先生の祈りに始まりました。ご家族を元気にしたいという心からの祈りです。一度前のブログでもご紹介しましたが『仏説阿弥陀経』を毎日唱えられたのです。
柴田娘(西式4代目)さん、ただいま背腹(はいふく)運動(脊柱の左右揺振と腹部の出し入れを同時に行う)に精を出されています。
脊柱を左右に揺振する〔=背(はい)〕ことによって、脊柱の故障を全体的に正し、腹部の運動〔=腹(ふく)〕と相俟って〔=同時〕体液を中性にすると云われています。こちらは本運動ですが、準備運動もあって、首(頸椎7番を中心とする神経筋肉の整斉)から上の故障を治す効果があります。
祈りとか、願い、信念、そしておよそ忘れてはならない感謝、そのことが『続く』ということではないでしょうか。
この3月13日でしたが、柴田家の畑では木蓮(もくれん)の花が満開でした。柴田長女さんが切り取って下さった満開の花弁と共に木蓮の姿が西日にあたって、春を待つようでした。
この木蓮の木も何代にも渡ってご家族、地域の人に親しみ楽しまれていることと思います。左の石碑(静岡市清水区、一乗寺境内)は、柴田昌年先生のお父さん、篁圃(こうほ)先生によるものです。
伸、屈を招かば 屈、伸を招く
天運の循環、転輪のごとし(※網点は筆者)
唯善く真に這般の理を知らば
窮達を持ち精神を苦しむことなかれ
篁圃居士
と彫られています。上の解説は『文学碑に見る清水∼郷土資料集 第2集∼』によります。
お父さんは、息子の柴田昌年先生から西式の温冷浴を薦められて以来ずっと欠かさなかったそうです。こちらのお二人はすでに物故されているのですが、今は柴田長女さん(昌年先生の長女)、そして娘さんと4代に渡って健康生活を続けて居られます。
弊社図書スペース、と云うほども無い狭い空間ですが、柴田昌年先生によって赤い実をならせた南天と水仙が描かれた南画が掛けられています。画には、画賛と云うのだそうですが、‶冬庭閑適〟と書かれています。
‶…閑適〟とは、心静かに楽しむ・静かに心を安んずることを言うのだそうですが、冬の庭にあって楽しみそして心静かにさせてくれる花を観るこころの内も…描かれたのでしょうか。 狭い狭いスペースですが、柴田先生の絵と、それから健康資料本を読みながら何とも贅沢な空間と時間をすごさせて頂いております。
別添資料から…柴田桃圃南画教室発行編集による『双井寿 柴田桃圃南画展作品集』ごあいさつより
「元来私の南画は、漢詩の余技であります。そして、漢詩も又、専門詩人ではなく、これも余技というべきものです。私の画は決して価値あるものでないことは、自分自身が最もよく承知しておりますので、このような印刷(※作品集のこと)も予定しておりませんでしたが、皆さまの、おすすめでまとめることになり、全く汗顔の至りであります。」
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プロフィール
- 花澤 久元
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- 誕生日:1946年11月6日
- 血液型:O型(Rh+)
- 趣味:スイマグ造り卒業、もっか青汁作り
- 自己紹介:
母親に首根っこつかまれて飲んでいたスイマグとの付き合いも早70年。
起きがけのスイマグ飲用を忘れず、青汁作りに精を出し、夕食を待ちこがれる”マイナス腸活”を楽しんでいる。