私が、柴田先生に初めて会って頂いたのは、健康講座開講にあたって開講のご挨拶をお願いしたいとご自宅に伺った時でした。西式健康法の実践家でいらして、皆さん周知の方でいらっしゃいました。
今回、柴田長女さんにインタビューさせて頂いて、私が何度か申し上げたのは「よく、柴田先生は、若い私のお願いに、それも私の自宅だったのですが、お気軽にお出かけ頂いて、今思えば軽はずみで、冷や汗ものでした」と申し上げると、
「どこへ行くのも楽しみにしていましたよ」
と、仰って下さいました。
柴田長女さん、お父さんのことを「サクイ(気さく)ですよ」と仰っていました。
趣味の域、というにはハイレベルと思うのですが、仏教学、植物学、書画(南画)、謡曲、囲碁、お酒まで。 お仕事は花作り、華道指導。健康は西式健康法。そして精神は漢学(漢詩)。
これらが相まって〝サクイひと〟だったのだと思うのです。
写真下は、柴田昌年先生週間として三保製薬研究所図書室(わずか二階踊り場ですが)に展示された書画です。写真上は、その一つ〝朝顔〟です。
「今一番は、朝顔でしょう」
と柴田長女さんが、展示に供してくださいました。
今回は、静岡市の清水区庵原在住でいらっしゃって、尊敬する柴田昌年先生の長女さんに柴田先生のことを教えて頂きたいと、インタビューをお願いしました。
柴田先生は、1904年生まれで1998年95歳でなくなられています。
もう35年近く前になると思いますが、柴田先生をお訪ねした時のお家は建て替えられていて、前のお家の時の玄関から、玄関の位置が変わったせいか、その大きな木の存在に気づきませんでした。今回久しぶりにおじゃまして、400年経つという椿の木「秋の山」と教えていただきました。そばには梛(なぎ)の木が三本、繁茂しておりました。写真は、椿「秋の山」です。花は、咲いていればこのように咲く花だと思います。柴田昌年先生は、清水に「花」を紹介された方でもあるのです。
以前、私は自宅で「健康講座」をやらせて頂いておりました。「24時間の健康法」という ことで大阪・八尾市の中西美代子先生に講師をお願いしておりましたが、毎回の開講のご挨拶を柴田先生にお願いしていたのです。
今思えば、そして今回のインタビュー記事で、柴田長女さんから昌年先生のことを詳しく教えて頂いて、若気の至りとは言え先生に恐れ多くも飛んでもないお願いをしていたものだと恥じ入ってしまいました。そう、先生はいつも気軽に応じて下さったのです。
しかしこれが出来るのも、心身の健康無くしてはできません。ということを、今回のインタビュー記事で強く思わされました。何回のブログ更改で先生のことをご紹介できるのか、始めてみなければ分からないのですが、まずは今回第一回として始めさせて頂こうと思います。
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プロフィール
- 花澤 久元
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- 誕生日:1946年11月6日
- 血液型:O型(Rh+)
- 趣味:スイマグ造り卒業、もっか青汁作り
- 自己紹介:
母親に首根っこつかまれて飲んでいたスイマグとの付き合いも早70年。
起きがけのスイマグ飲用を忘れず、青汁作りに精を出し、夕食を待ちこがれる”マイナス腸活”を楽しんでいる。