スイマグ・エースが液剤なのは、凝固剤などの添加物を加えない、「自然にこだわった製法」によるものです。
有効成分である水酸化マグネシウムのpHはアルカリ性(8.1〜9.7)で、胃で胃酸を中和(制酸作用)します。
この反応により塩化マグネシウム(酸性)となり、さらに腸に移動して炭酸マグネシウムに変化します。
そして、酸化マグネシウムの影響で、腸内の浸透圧が上がります。
浸透圧とは「同じ濃度になろうとする力」で、腸壁から腸内に水分を引き寄せます。
腸内に引き寄せらせた水分の影響で、便は水分を含み軟らかくなり、容積を増して腸壁に作用し、自然な蠕動(ぜんどう)運動を促します。
水分を含んだ便は、軟便、水溶便となりスムーズに排泄されます。
ウイルス性の下痢などとは異なり、正常な排便ですからご安心ください。
善玉菌優勢の大腸内は酸性ですが、善玉菌の代表である乳酸菌は糖質を分解(発酵)し、不要となった乳酸を捨てる際はアルカリ性の環境を好みます。
乳酸菌の増殖にもアルカリ性の環境が適していることがわかっています。
乳酸菌の働きを促すためか腸液はアルカリ性で、腸に移動した炭酸マグネシウムもアルカリ性です。
排泄の際、スイマグ・エースによって、腸内のマイクロバイオーム(細菌)の種類や数が減ることはありません。
頭痛がする、肌が荒れる、胃がもたれる、食欲がない、吐き気がする、お腹がはる、イライラする…、
それはお腹の便渋滞が原因かもしれません。
腸も下水管と同じで、長い間にはゴミがたまってきます。便意は、直腸にたまった便が周辺の壁を刺激することで起こりますが、
人は忙しさや時間的制約などのために、排便の機会を逃してしまうことがよくあります。結局、我慢することになり、その結果徐々に直腸が便意を感じなくなり、常習便秘に陥ってしまうのです。また人は、起立した姿勢でいる時間が長いためお腹が動かず、必然的に便が滞留することにもなります。
「流水腐らず」という言葉があります。常に流れている水は腐りません。
流れがなくなり淀みができますと、色がつき、臭いがついて遂には腐ります。
私たちのからだも同じで、便を体内にとどめずに気持ちよく排泄していくことが大切です。
「食べるよりは出せ」とお考えください。
便渋滞を起こしたお腹に穏やかに作用し、気持ちのよい排便を促す瀉下薬(緩下剤)です。また、過剰な胃酸分泌によって悪化した胃の環境を改善する制酸薬としてもはたらきます。胃や腸などの消化器官をはじめ、体内循環を総合的に整えるお助け役としてスイマグ・エースをご利用ください。
スイマグ・エースの服用方法
スイマグ・エースに関するよくあるご質問
公式オンラインストア
<瀉下薬(緩下剤)として> | ・便秘 ・便秘に伴う次の症状の緩和:頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常醗酵、痔 |
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<制酸薬として> | 胃酸過多、胸やけ、胃部不快感、胃部膨満感、もたれ(胃もたれ)、胃重、胸つかえ、げっぷ(おくび)、 はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔い・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、飲み過ぎ(過飲)、胃痛 |
水酸化マグネシウム 10w/v%(1ml中100mg含有)
スイマグ・エースは海水のエッセンスである苦汁(にがり)を原料とした医薬品です。主成分の水酸化マグネシウムは、腸の中で便に水を含ませる働きをします。
スイマグ・エースは、その塩類下剤としての効果により腸管内に水分を保持し、さらに組織から水を引き寄せます。
このことが腸運動を誘発し、排便をもたらします。
スイマグ・エースによって、体内の水分は腸に誘導されることになりますので、スイマグ・エースを飲む時には、同時に十分な水分補給を行ってください。
便秘をしますと、大腸の中に便が長い間停滞します。大腸には、便の水分を吸収する働きがあるので、長く停滞するほど便の水分は少なくなり、硬く出にくくなってしまいます。
マリンマグ・エースは塩類下剤といって、硬くなってしまった便に水分を引き込み、柔らかな便として緩やかに排泄させる効果があります。また、化学合成剤無添加で安心です。服用する際には、なるべくたくさんの水分をお摂りください。便に含ませるための水分を体内に多く蓄えることになるため、一層効果があがります。
マリンマグ・エースの服用方法
マリンマグ・エースに関するよくあるご質問
公式オンラインストア
<瀉下薬(緩下剤)として> | ・便秘 ・便秘に伴う次の症状の緩和:頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常醗酵、痔 |
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水酸化マグネシウム 2.1g(1包中)
l-メントール 微量
※l-メントールは天然ハッカ精油から精製したもので、日本薬局方医薬品各条、医薬部外品原料規格及び食品添加物公定書の規格にも適合しています。